エレクトロポップ・バンド、ポリジのデビュー・アルバム。フランク・オーシャンやThe xxを手がけたデヴィッド・レンチが共同プロデュース。インディロックにダンス・ミュージックをぶつけ、優しさと超越感を兼ね備えた新感覚のダンスポップを聴かせる。

南ロンドンを拠点に活動する6人組、テイパー！のデビュー・アルバム。孤独な旅人である“謎の赤い生き物”が神話的な風景を旅する物語を、心に響くヴォーカルと本能的で特異なメロディで描いた、3幕構成の作品。

英国ウェールズのインディ・バンド、ザ・バグ・クラブによるサブ・ポップ第2弾、自身4枚目のアルバム。日常をコミカルに歌った「Jealous Boy」ほか、絶え間なくリリースとライヴを繰り広げている彼らの、遊び心いっぱいの新曲を満載している。

ブリティッシュ・アメリカーナ・シーンで注目を浴びるワンダリング・ハーツの2ndアルバム。サイモン・フェリス＆デヴィッド・バロンによるプロデュースのもと、マーティー・スチュアートが作曲とギターで参加した「Dreams」などを収録している。

フォールズのフロントマン、ヤニス・フィリッパケスと奇才ドラマー、トニー・アレンが生前に行なっていたセッションを元に、ヤニスが音源を仕上げた5曲入りEP。ジャムやループから発芽した、ロック、ファンク、ジャズ、ダブなどを飲み込んだ自由な作品だ。

1969年にヴァニラ・ファッジのメンバーによって結成されたカクタスが、1971年に開催したプエルトリコでのライヴと翌年のスタジオ録音を集めた一枚。リマスターに加えて、ボーナス・トラックも収録している。

CSN＆Yの至高のライヴ音源。4人の強烈な個性がぶつかり合い、アコースティックとエレクトリックのセットで構成された緊張感に満ちたライヴだ。全米アルバム・チャート1位を獲得した1971年作品。

1970年発表の2ndアルバム。ニール・ヤングが加わり、4人のスーパースターの個性が絶妙に溶け合って完成された、70年代の幕開けを象徴する傑作。大ヒット曲「僕達の家」「ティーチ・ユア・チルドレン」「ウッドストック」「ヘルプレス」を収める。

衝撃のデビューから8年、別々の道を歩んでいた3人が再会を果たし、再出発したCSNとして1977年に発表した2作目のオリジナル・アルバム。大ヒット曲「ジャスト・ア・ソング（ビフォー・アイ・ゴー）」「ダーク・スター」を収録している。

クロスビー、スティルス＆ナッシュが1969年に発表したデビュー・アルバム。アコギがダイナミックなソロをとる「組曲：青い眼のジュディ」や、ラテン・フレイヴァ満載の「マラケッシュ行急行」などを収録した歴史的名盤。

この3人が三たび集まった82年作品。クロスビーの渋いヴォーカルや、スティルスの力技のギター・ソロ、ナッシュのポップ・センスは顕在。もちろん3人のハーモニーは絶品だ。ヒット曲「時は流れても」「サザン・クロス」を収録している。

ジョン・カーターとザ・フラワー・ポット・メンのアンソロジー。本作は、1967年〜70年に発表した楽曲をセレクト。「Let’s Go To San Francisco」のほか、未発表曲やスタジオトラックなど60年代英国ポップスを収録している。

北アイルランド・ベルファスト出身のパンク・バンド、スティッフ・リトル・フィンガーズの1978〜83年の全シングル曲を収録。ヒット曲「ストロー・ドッグス」「アット・ザ・エッジ」やパンク・クラシック「サスペクト・デバイス」などが楽しめる。

13歳でデビューし、今もカントリー界のアイコンとして君臨するタニヤ・タッカーの初期代表作『デルタ・ドーン』をはじめコロムビア時代の4作を2CDに収録。ヒット曲10曲、うち4曲はNo.1を獲得。タニヤの輝かしいキャリアの始まりを堪能できる。

1984年にスコットランドはダンディーで結成されたネオアコ／ギターポップ・バンド、ダニー・ウィルソンの5枚組ボックス・セット。ヒット・シングル「Mary's Prayer」をはじめ、すべてのB面曲や未公開ライヴ音源なども楽しめる。

ダン・ハートマンが1978年にリリースしたアルバムの拡張盤。自身で作曲、プロデュースしたオリジナル楽曲に加えて、「インスタント・リプレイ」のシングル・ヴァージョンなどボーナストラックを追加収録している。

デビー・ギブソンが87年にリリースしたデビュー・アルバム『アウト・オブ・ザ・ブルー』の豪華盤。「オンリー・イン・マイ・ドリームス」「フーリッシュ・ビート」などに加え、初CD化音源となる楽曲を収録している。

1969年英国のポップ・ミュージックを揃えた3CDコンピ。サイケデリックからバブルガム、プログレまで多彩な音楽スタイルを収録。44ページのブックレットには貴重な写真と詳細情報も盛り込み、当時の音楽シーンの変化が俯瞰できる。

ジム・モリソンが在籍したドアーズ最後のオリジナル・アルバムにして1971年発表の通算6枚目。アルバム発表後、モリソンは27歳で永眠。大ヒット曲「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」「ラヴ・ハー・マッドリー」を収録している。

60年代後期に彗星のごとく現れた不朽のロック・バンド、ドアーズが1967年に発表した2ndアルバム。ラディカルなスタイルはそのままに、桁違いに優れたサウンドでサイケデリックな芸術性をいっそう深めた傑作だ。大作「音楽が終ったら」を収録。

1969年発表の4thアルバム。サイケデリック花盛りな時代を受け、ブラス・セクションやパーカッションを大胆に導入。それまでとは異なるサウンドでセンセーションを巻き起こした。ヒット曲「タッチ・ミー」「テル・オール・ザ・ピープル」を収録。

カリスマ・シンガー、ジム・モリソンを擁し、独自の音楽で時代を切り裂いたドアーズが1967年に発表した衝撃のデビュー・アルバム。最大のヒット曲となったタイトル曲やデビュー曲「ブレイク・オン・スルー」、長編問題作「ジ・エンド」などを収録。

ルーツ回帰するような「ロードハウス・ブルース」から始まり円熟を垣間見せた、1970年発表の5thアルバム。荒削りで獰猛な曲と歌唱を多く含み、ドアーズの全作品中、最もワイルドかつブルージィな一枚となった。

西海岸のカリスマ・バンドとなったドアーズが、1968年に発表した3rdアルバム。バンドの不調和に悩まされながらも、前作『まぼろしの世界』から一転してスリリングなポップを展開し、多様性を見せつけた名盤。