バックストリート・ボーイズが絶頂期の99年に発表したアルバム。「I Want It That Way」などのヒット曲を収め、初の全米チャートNo.1を獲得、そのまま13週連続1位をキープしたポップ史に輝く本編に加え、新曲「Hey」も収録。

デジタル・プロダクションとオーガニックな音楽の融合で注目されるスコットランド出身のプロデューサー、バリー・キャント・スウィムの2ndアルバム。全編を通して、自らが置かれた世界を模索し、探求していく姿を描いたパーソナルな内容となっている。

女性ヴォーカル擁する独のメロディックハードロック・バンド、フロント・ロー・ウォリアーズの2ndアルバム。AORや90年代メロディックメタルの影響を受けつつ、メロディやリフから強烈に80年代ドイツを感じさせる、ハードかつ哀愁たっぷりの一枚だ。

2023年に急逝したマーク・スチュワートが、亡くなる直前に完成させた8枚目のソロ作。リード曲「Memory Of You」はキリング・ジョークのユースとの共同プロデュースで制作され、推進力に満ちたポスト・ディスコのトーチソングとなっている。

オーストリアのグラムメタル・バンド、マードハウスの4thアルバム。モトリー・クルーやスキッド・ロウ、ラットといったLAメタルからインスピレーションを受けた、ハードでヘヴィでスリージーなナンバーが充実している。

スロッビング・グリッスルのコージー・ファニ・トゥッティの2025年作。高評価を得た2019年作、デリア・ダービーシャーと自身のスタイルを融合させた前作の流れを汲む、推進力のあるビートと広がりのあるエレクトロニック・ミュージックを探求。

これまでウェールズ語とコーンウォール語で3枚のアルバムをリリースしているシンガー、グウェノーの4thアルバム。主に英語でレコーディングされ、ケイト・ル・ボンらもコントリビュートした必聴盤となっている。

ジャド・フェア率いるインディ・バンド、ハーフ・ジャパニーズの2025年発表のアルバム。ユアン・ヒンシェルウッドの参加によってサックス、ハーモニカ、ピアノなどが添えられ、新たなアプローチがふんだんに楽しめる。

1990年代のユーロビートのコンピ・シリーズ『MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION』の定番ナンバーを集めたノンストップ・ミックスCD。日本有数のディスコ、マハラジャでフロアを席巻したハイエナジーな曲が並ぶ。

ビートルズの5thアルバム『ヘルプ！』の別ヴァージョンやアウトテイクを収めた貴重音源集。「ヘルプ！」の未発表テイクをはじめ、「涙の乗車券」のロング・ヴァージョンなどを通して、名盤をより深く知ることができる。

シングル曲を入れないアルバムとして発表された2ndアルバム収録曲の“別ミックス”や“別ヴァージョン”を集めた企画盤。名盤を深く知るためのガイドといえる貴重な音源のほか、同時期録音の関連曲も収めている。

レコーディング全音源収録プロジェクト第10弾。ドラッグ騒動や裁判の最中に制作が進められた『サタニック・マジェスティーズ』のセッションから収録。「この世界に愛を」「2000光年のかなたに」等、変革期のストーンズ・サウンドにフォーカスしている。

〈フジロック出演 2025〉が決定したアルゼンチンの異端児ポップ・デュオによる、2025年のミニ・アルバムが世界初CD化。ヒップホップやファンク、トラップなど多様なジャンルを取り入れたエネルギーあふれる楽曲が魅力。ライヴ音源なども追加収録。

マーティー・ワイルドを父に持つイギリスの女性シンガー、キム・ワイルドが1982年に発表した2ndアルバム。「Cambodia」「View From A Bridge」など、ヒット曲も多数収録されている。

イギリスを代表するファンク・バンドであるココモの創設メンバーにして、10ccなどにも在籍したトニー・オマリーのアルバム。苦み走った歌声を中心に、ソウルフルかつファンキー、そしてメロウな作品に仕上がっている。

アイスド・アースの元メンバー2名によるバンド、アッシズ・オブ・アレスの4thアルバム。彼らのトレードマークであるアグレッシヴでプログレッシヴなパワーメタルが炸裂。エルトン・ジョンのカヴァーも収録している。

2025年4月に逝去したモダン・ブルース・ギタリスト、ジョー・ルイス・ウォーカーの86年のデビュー作と88年の2ndアルバム。粗削りだが勢いのある1st、ホーンセクションを大胆に取り入れて洗練された2ndは初期の名盤として人気が高い。

80年代にディー・ツィンフェルスターのメンバーとして活躍したほか、録音エンジニアとしても知られるトム・モルゲンシュテルンの初期作品。1980〜83年に制作したデモを、自身の手で高音質な音源へと蘇らせている。

92年ドイツで結成された爆走ヘヴィメタル・バンド、モータージーザスの4年ぶりのアルバム。王道メタルにパンクを掛け合わせたスタイルはオールドスクール好きにはたまらない仕上がり。プロデュースは2014年からバンドを手がける名匠ダン・スワノ。

米・フロリダ出の身サザンロック・バンドの再発盤。本作は81年『テイク・ノー・ブリズナーズ』と83年『ノー・ガッツ・・・ノー・グローリー』の2作をカップリング。ヒット曲「Bloody Reunion」「Lady Luck」などを収録している。

オルタナティヴ・ヒップホップ・シーンで活躍するラッパー、エイソップ・ロックの10thアルバム。内省的な「Movie Night」や物憂げな「Black Plums」など、マッド・サイエンティストの精神を表現しながら実験的な試みにトライした。

プエルトリコ出身のシンガー・ソングライター、ジェイ・ウィーラーの9thアルバム。彼の人生で最も大切な3人の女性＝妻のZhamira、娘のAiunii、そして母に捧げられた感動的な作品に仕上がっている。

ローカスト名義でソロ活動を開始したマーク・ヴァン・ホーエンによるアルバム。“永遠の現在”をコンセプトとした一枚で、スポークン・ワードの引用や抽象的なヴォーカルを用いながら、さまざまなアイディアが込められている。

英・ノッティンガムのエクスペリメンタル・デュオ、ラトルの3rdアルバム。ライヴで演奏し、磨き上げた4曲を収録。「2人は荒々しくも深いトランス・パーカッションのヴァイブを持っていて、ホリスティックでロックだ」とサーストン・ムーアも絶賛。

オーストラリアのバンド、ザ・ゴー・ビトウィーンズの中心人物として活躍したロバート・フォスターの約2年ぶりの9thアルバム。妻とのデュエットで送るタイトル曲をはじめ、派手さを抑えながらも奇抜さに満ちた表現が堪能できる。