スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンが、1982年に発表した1stソロ・アルバム。AORシーン屈指の名曲「I.G.Y.」をはじめ、クオリティの高い、ジャジィなスタジオ・サウンドが詰まったAOR名盤としても知られる傑作だ。

2006年に発表された、24年越しのソロ三部作の完結編。『ナイトフライ』が若者視点、『KAMAKIRIAD』が中年期視点から作られたのに対し、今作は“終焉”“死”をテーマに制作。ヒット・シングル「H・ギャング」などを収録している。

ドゥービー・ブラザーズのギタリスト、パトリック・シモンズがバンド解散の翌年に発表した初のソロ・アルバム。トム・ジョンストンやマイケル・マクドナルドら盟友をはじめ、豪華ゲストが参加。ヒット・シングル曲「ソー・ロング」などが聴ける。

英国のプログレッシヴロック・バンド、ファミリーが1970年に発表した4作目のリマスター＆拡張盤。新たにマスターテープからリマスタリングされ、シングル曲やBBCラジオ・セッションからのボーナス・トラックも収録されている。

ホワイトスネイクの真髄であるライヴ・パフォーマンスが堪能できる豪華8枚組ボックス・セット。2011年日本の〈LOUD PARK〉ヘッドライナー出演時の音源も含む、2004〜2015年の象徴的なライヴを2025年リマスタリング音源で収録。

マーク・アルモンド（ソフト・セル）とマイケル・キャッシュモア（カレント93）が2011年に発表したコラボ・アルバム。現代と過去のカルト詩人による詩を音楽に乗せた、愛や破滅、死をテーマにした退廃的な美しい楽曲が並ぶ。

1975年に発表されたマイケル・フランクスのデビュー・アルバム。都会派シンガー・ソングライターらしい軽妙洒脱なスタイルが早くも確立されている。クルセイダーズのメンバーによる的確なバックも魅力。

UAがカヴァーしたことでも知られる「アントニオの歌」を収録したマイケル・フランクスの代表的名盤。マイケル・ブレッカーやクルセイダーズが参加し、AORの範疇には収まりきらない繊細なサウンドを聴かせている。1977年作品。

ドゥービー・ブラザーズを経て、ソロ・アーティストとしての地位も確立したマイケル・マクドナルドの2ndアルバム。ミステリアスなスモーキー・ヴォイス、当時のウエストコースト・シーンで最も脂が乗ったサウンドが聴きどころだ。1982年発表。

ドゥービー・ブラザーズから脱退したマイケル・マクドナルドの82年発表の1stソロ・アルバム。超一流のセッション・ミュージシャンを迎えて、極上のブルー・アイド・ソウルに仕上げている。

ロカビリーとロックンロールの楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。“エキゾチックな車や奇抜な旅行者への讃歌”をテーマにしており、1950年代の狂乱を描いた楽曲がたっぷりと詰まっている。

ニール・ラーセン（key）とバジー・フェイトン（g）が率いるツイン・リーダー・グループの2ndアルバム。トミー・リピューマーをプロデューサーに迎え、ひたむきに走り続ける爽快なファンクネスを聴かせている。ウィリー・ウィークス（b）らが参加。

フル・ムーンのメンバーだったニール・ラーセンとバジー・フェイトンが、1980年に発表したアルバム。抜群のテクニックに裏打ちされたサウンドで、フュージョン・ファンやAORファンを唸らせた。ヒット曲「今夜はきまぐれ」を収録。

洋楽名盤シリーズ『フォーエヴァー・ヤング』第7弾としてリッキー・リー・ジョーンズが81年にリリースした2作目を再発。「心のきずな」「ラッキー・ガイ」などを収録している。ドナルド・フェイゲン、スティーヴ・ルカサーら豪華アーティストが多数参加。

リッキー・リー・ジョーンズが84年にリリースした3枚目のアルバム。代表曲「マスト・ビー・ラヴ」ほかを収録。スティーブ・ガッド、ジェフ・ポーカロ、ネイザン・イーストらが参加している。

ランディ・ニューマンやマイケル・マクドナルドが参加したことも話題となった1979年のデビュー・アルバム。けだるさとキュートさを併せ持った彼女の歌声とセンスの良いサウンドの輝きは、今聴いても色褪せていない。

NWOBHMムーヴメントの一端を担い、アメリカのスラッシュやスピード・メタルバンドに大きな影響を与えたレイヴンが放った4枚のアルバムとEPをコンパイル。音源はもちろん、貴重なブックレットも楽しめる一作だ。

全米ヒット「ふたりだけの夜」で一躍人気シンガーとなったロビー・デュプリーの80年のデビュー・アルバム。リック・チュダコフ＆ピーター・ブネッタがプロデュースを手がけた洗練されたサウンドとソウルフルなヴォーカルが楽しめる名作だ。

イギリスのスタジオ・ミュージシャンで結成されたバンド、ヴェイパー・トレイルズのデビュー・アルバム。人気洋楽番組『ベストヒットUSA』のテーマ曲「サーフサイド・フリーウェイ」などを収録。爽快なAORサウンドが楽しめる。1979年発表。

米・ニューヨークを拠点とするパーカッショニスト／作曲家／サウンド・アーティスト、イーライ・ケスラーの2025年作。ケスラーを象徴する細かく刻まれたドラミングやダブ処理されたアブストラクトなエレクトロニック・サウンドが自由に駆けめぐる作品集。

米・カリフォルニア州オークランドを拠点とするアートポップ・デュオ、チューン・ヤーズの6thアルバム。最高にスムースでファンキー、そしてダイレクトなポップ・ミュージックが展開されると同時に、シルキーで時にソウルフルに歌われる詞は痛烈でもある。

28歳でこの世を去った、スウェーデンの世界的DJ／プロデューサーによる初のベスト・アルバム。生涯制作した作品から、メガヒット曲「ウェイク・ミー・アップ」ほか19曲に加え、エル・キングを迎えた「レッツ・ライド・アウェイ」などの未発表曲を収録。

1,000万枚を超えるセールスを記録した89年作『パンプ』の世界ツアーより、翌年8月18日英国で開催された〈モンスターズ・オブ・ロック〉のヘッドライナー出演時の模様をTV放送用音源で完全収録。彼らの絶頂期を捉えた貴重な記録となっている。

ガンズ・アンド・ローゼズのライヴ・アルバム。1992年6月6日にフランスのパリで開催された野外コンサートの模様で、オリジナル・メンバー二人の脱退を乗り越えた、新たなメンバーによるワイルドかつパーフェクトなロック・パフォーマンスが楽しめる。

最終作となった『サンダー・アンド・ライトニング』発表後の欧州〜日本ツアーから、母国アイルランドで行なわれたコンサートの放送用音源を収録。ジョン・サイクス（g）が加入しハードロック色が濃くなった時期の新たな方向性を示すパフォーマンスだ。